はい、どうも。いずみです。
今回の記事は最近よく見かける大学生のブランドものの持物についてです。
大学生でブランドものの鞄や財布を持っている人って結構いますよね。
社会人で公務員の私すら、ブランド物を買えないのにみんななんで、頑張ってお金をためてブランドものにこだわるのかを考えてみました。
もちろん、わたしの独断と偏見ですけど。
読んだらきっとブランド物に執着しなくなります。
それでは今日も勝手に語っていきまーす。
Contents
私が出会った本物の金持ちと偽物の金持ち
私は静岡県出身なんですけど、大学進学のときに神奈川県に上京しました。
私はどんな人と友達になれるんだろうと、期待を膨らませていました。
そんな私が大学で出会った本物のお金持ちと偽物のお金持ちについてです。
本物のお金持ち
私が大学にはいって出来た友達第一号は女の子がすごいお金持ちでした。
もぅ生粋の金持ち。
「おじいちゃんから貰ったんだ。」
といって使っていたのはプラダの財布。
「これはお母さんからのおさがりだよ」
といって左手についていたのは、フランクミューラーの時計。
当時の私は、プラダもフランクミューラーがどれほど高価なものかも知らなかったので、彼女がお金持ちであるということにも気が付きませんでした。
そんな彼女はユニクロのロンTにジーパンはいた私に、
「今日スウェーデンの友達がうちにきててパーティあるんだけど、くる?」
って誘ってくれたんです。
そして、ようやく気がつきます。
(は???!スウェーデンに友達!?
この子、普通じゃないな?
そうかこの子、お金持なのか・・・。)
パーティという聞きなれない言葉ということもあって、
「いや、ごめん今日は用事があるので。うん。誘ってくれてありがとう。」
って断りました。
もちろん、行きたくなかったわけではないです。
普通に金持ちのその子が言うパーティとやらに参加でそうな服を持っていませんでしたから、空気を読んでいかないという判断をしたんです。
(いや、ユニクロでパーティにいっても良かったのかもしれませんが。)
田舎から来た私にとっては完全に「カルチャーショック」でした。
「神奈川県には本物のお金持ちがいるんだ。私はこの地でやっていけるのか?つづく…。」
みたいな。笑
そんな女の子が最初の友達だったこともあって、私は関東は金持ちの集まりだと勘違いします。
なぜなら、大学には彼女以外にも、ブランド物で身を固める女の子がたくさんいたからです。
教室を見渡せば、ヴィトンのバッグを持った子なんて珍しくありません。
財布はみんなだいたいグッチかコーチかヴィトン。
男の子まで、ルイヴィトンのベルトを付けてるから、もうビックリです。
「みんな金持ちで、おじいちゃんやおかあさんから、ブランド品をもらっているんだな。」
最初はそう思っていました。
偽物の金持ち
でも、そうじゃないことに途中で気がつきます。
良く見ると、金持ちの女の子が持っていた同じプラダの財布を持っているのに汚い靴をはいていたり、
ヴィトンのバッグを持っているのに、ジェルネイルがぼろぼろにはがれていたり。
グッチの財布にビニ傘のコンビネーションだったり…。
一見金持ちアイテムを持っていても、全体をみるとどうみても金持ちそうじゃない。
「偽金持ち」がたくさんいることに気が付きます。
ブランド物を持っていれば、みんな金持ちかというと実際はそうじゃないんですよね。
私が最初に友達になった女の子のように根っからのお金持ち家計に生まれた女の子なんてほんの一握り。
あとの人たちはみんな自分でバイトして汗水たらして働いて手に入れたブランドものです。
ブランド物だけにお金が全て注ぎ込まれているのですべてに行き届きません。
高いお金を出してブランド物のバックを買っても髪の毛はカラーがプリン状態。
ヴィトンの財布もっていても財布がレシートでパンパン。
グッチバッグ持ってるのに、毛玉だらけのニット。
ブランド物を持っている大学生なんて、そんなんばっかです。
ブランド物に全く興味がなかった私からしたら、
「なんでそんなにこだわるの?」と不思議で仕方がありませんでした。
ブランド物を身につける私が素敵という勘違い
好きなものを我慢して、バイト代を一生懸命ためて、なぜブランド物を買うのでしょうか?
丈夫なものを使いたいとか、わたしの友達のように貰ったものがたまたまブランドだった。
という理由でブランド物を使っているなら解りますが、大抵の場合はそうじゃありません。
単なる見栄だったり、
なんとなく持ってる自分がかっこよかったり、
高いものをつかっているという満足感だったり、
ブランド物を羨ましがってくれる人が居るから優越感を感じられる。
というような気持ちで買っている人がほとんどな気がします。
本来、ブランド物のバックとか時計って職人の思いがあります。
なのに、大抵の大学生はどういう場所でどんな風に作られていて、それがどれほど凄い技術なのかをなにも知らずに買っているのです。
大金を出ているくせにそのブランドにどれだけの価値があるのかわかっちゃいないわけです。
まさにただ、高いから買っているだけ。
みんなが知ってて羨ましがってもらえるから買う。
ブランド物で自分を高めることができると勘違いしている大学生が多いように思います。
「私ってすごいでしょ?カッコいいでしょ?」
いやいやかっこいいのは、あなたじゃなくってその財布ですって。
結局、自分に自信のない人が、ブランド物で身を固めて、自分をブランド化しようとしているんですよね。
魅力のある人っているのはブランドのバックなんかなくても十分「ブランド」なんですよ。
ブランドにこだわっていたらいつまでも小物のままです。
ブランド物はあなたのイメージをよくするわけではない
ブランド物を買って見栄を張っても、世の中の人はそんなに注目してくれません。
はっきり言って他人なんか見ていない。笑
結局、ブランドものなんてみんな何かしら我慢すれば買える程度のものなんですよ。
だから、そんなもので人の価値はかわりません。
この間も、駅でルイヴィトンのバッグを持った女の人とサラリーマンがぶつかって口論になってるのを見かけましたよ。
品格は持ち物で作られるわけではありません。
ルイヴィトンを自転車のかごにいれて、赤信号無視して突っ切る大学生なんてかっこ悪いだけじゃないですか。
持っているブランド物があなたのイメージをすべて変えてくれるわけではありませんよ。
そんなにみんなに好かれたがる必要ないと思う
みんな見栄を張るのは漠然と世間に対してですよね。
人からどう見られるかが気になっているから、ブランド物で印象を良くしようとするのかもしれません。
でもさっきいったように、ブランド物で全てのイメージが良くなったりするわけではありません。
むしろ、ブランド物を持っていることで「こいつ金のかかりそうなやつだな」と思われる可能性だって十分あり得るわけです。
ブランド物持ってても、悪い性格は直らないのです。
人に対して物で見栄を張ったりしてもしょがないと思うんです。
人のことばっか考えててもしょうがない。
そんなものに情熱を注いでいないで、まずはありのまま自分を好きになってあげることが一番大事なんじゃないかなって私は思います。
大学生でお金持ちでもないのにブランド物で身を固める人は他人からどう思われるかを気にする傾向にあります。
そして、人気者(他人から羨ましがられる存在)になりたいとひそかに思っていることが多いです。
でも、大抵人気者っていうのはブランド物で自分をランクアップさせようとしないし、
自分のことが大好きで、他人から嫌われる事を恐れたりしません。
たとえ誰かに嫌われる事があっても
「別にいいの。私をすきって言ってくれる人と上手くやってくから」
好かれている人はこういうポジティブなモチベーションになれる人がほとんど。
みんなに好かれようとか、みんなに愛してもらおうなんて無理なんですよ。
みんなに愛されるブランドを持ったからって、あなたがみんなに愛されるようになるわけではありません。
人間には合う合わないがあります。
ブランド物のバックみたいに買った人すべてに合うわけではないのですよ。
ブランド物みたくなる必要もないし、ブランドものなんか目指さなくたっていいんです。
あなたを価値ある人と思ってくれる人の近くにいれば大切にされます。
ブランドなんか持たなくたって、あなたは世界に一人の一点ものなんですから。