このままでいいのか分からない。
辛さを乗り越えるための考え方を知って楽に生きたい…
働いていると、仕事のせいで人生が辛い…となるときがありますよね。
この記事にたどり着いてくれたあなたにまず最初に言いたいのは、辛さから目を背けず、どうしようかと考えようとしているあなたは超えらい!ということ。
そんなあなたの仕事による辛さが少しでも軽くなるように、今回の記事では【仕事で人生が辛いと感じるときに心が楽になる考え方】をまとめました。
私も教員時代、数々のストレスや人生が辛いと感じる場面がありましたが、何とか鬱にもならずに6年間やってこれました。辛さを乗り越えてきた実体験に基づいて、思考法と、実践的な3つの対処法をすべて公開します。
本記事の内容
仕事のせいで人生が辛くなる原因は実は2つだけ
人生辛すぎ…と思ったときに潰れない思考法
- 仕事が辛いときの具体的な対処法
「仕事が原因で人生が辛い」と苦しんでいる人に向けた内容です。
結論から言うと、頑張って辛さを乗り越えないようとしないことが辛さを乗り越えるための考え方だという話です。続けて、具体的に見ていきましょう。
Contents
仕事で人生が辛くなるのはよくあること
ぶっちゃけ、仕事で人生が辛くなるのはよくあることです。
どうして辛くなるのかいうと、外から見ていた景色と実際にやることは全然違うから。
あなたの心が弱いとか、あなたの周りだけ悪人ばかりで運がないとか、そういうわけではありません。
ちなみに私も仕事し始めてから
と気づいた人間の一人です。笑
結局、自分自身でやってみるまでは何もわからないんですよね。
やりたいと思っていたことすら、違ったわとかなるわけですし…
これは、準備不足とか覚悟が甘いとか、そんな話ではなくて
新しい世界に入っていく以上、「思ってたのと違う…」は誰にでも起こるし、仕方のないことです。
だから、「仕事のせいで人生つらたん」は、誰にとってもあるあるなんじゃないかなって私は思います。
仕事が辛いときの解決方法は、考え方を変えるか辞めるかの2択になる
仕事が原因で人生が辛いとき、一番手っ取り早くつらさを解消する方法は
考え方を変えるか、その会社を辞めちゃうことです。
ちなみにわたしのおすすめは考え方を変えること。
理由はやっぱり仕事を辞めるとなると色々大変だからです。
考え方を変えることができれば、辛さが和らぐことがあります。
こんなこというと
って言われそうですが、あなたが悪いと思っている仕事内容や職場内での出来事に、いいも悪いもなかったりします。
例えば上司に理不尽に怒られても、いい経験ができたととらえる人もいますし、
最悪だ死にたい…と思う人もいるでしょう。
上記のように、目の前の出来事のとらえ方は変えられます。
つまり辛いという感覚を生み出しているのは【自分の頭】なんですよね。
反対に言えば、私たちが考え方を変えれば仕事や人生の辛さはちょっと軽くなるかも…ということ。
「考え方次第」なんていうと、受け取る側に責任があるように聞こえるかもしれません。
でも、この記事に辿り着いてくださったあなたには、嫌な態度とってくる変な人に振り回されてほしくないと私は思います。
考え方を変えれば、ギスギスした人間関係や嫌な上司のレベルに合わせて振り回されることから解放されて、一人だけ澄ました顔をして楽に生きられるようになります。
具体的に、どう考え方を変えたら良いかは、後で詳しく説明します。
仕事のせいで人生が辛いと感じる原因は2つだけ
仕事が原因で人生がつらいと感じる原因は、じつは大きく2つだけだと私は思います。
「すべてが嫌!」と感じる仕事であっても、冷静に見直してみれば、次の2つに当てはまるはず…
まずは、あなたが「仕事が辛い」「人生が辛い」と感じている原因を知っておきましょう。
職場の人間関係がうまくいっていない
1つ目は、職場の人間関係がうまくいっていないことです。
例えば
- 職場で嫌味ばっか言われる
- クレームばっかもらう
- 職場の人と失恋した
- お客が塑像以上のクレーマー
- 上司から嫌がらせを受ける
このあたりに当てはまるとつらい…。
仕事を辞めたくなって当然です。
とくに、本来仲間であるはずの職場の人間関係がうまくいかないのは、想像以上にストレスになります。
私も連日2時間クレームの電話を受けていたときは、「もう明日辞めよっかな〜」といつも思ってたし、
会社の先輩にやり捨てされた大学時代の友達なんて、ボロ雑巾みたいになってました。
こういう人間関係のストレスは、まともな精神を崩壊させていきます。
逆に人間関係さえうまくいっていれば、どんなに仕事が辛くても笑ってやり過ごせたりするもんです。
もし仕事が原因で「人生が辛い」とまで考えてしまっているなら、職場の人間関係がかなりおかしくなっているのかもしれません。
仕事の内容自体に問題がある
2つ目は、仕事内容に問題があることです。
例えば
- 慣れていない。苦手な作業
- 正直つまらないと感じる
- 成長している気がしない
- 給料や評価が仕事量に見合ってない
上記のような問題があると、仕事をしているときに疑問を感じます。
「この仕事向いていないのかな」「このままで将来大丈夫かな?」など…。
実際に私自身、入社1年目のときは慣れない仕事にすごく疲れていました。
「こんなに働いてるのに18万かよwバイトの方がマシだな。このままでいいのか?」
と思った記憶があります。
安月給で激務の仕事だと、だいたい「バイトの方がマシという結論に至る」と思います。(笑)
一方、私の妹は、大手の上場企業に入社して、1年目からなぜか監査部に配属。
電話もほとんど鳴らないし、仕事も忙しくないと話していました。
彼女の悩みは「そんな仕事なのに給料がたんまりもらえること」でした。
贅沢な悩みに聞こえるかもですが、妹は
「このままここにいても成長できない気がする。電話すらかかってこないから電話の取り方もわからない。」
と言って悩んでいました。
良い会社であっても、仕事内容にやりがいがなさすぎるというのも辛くなるようです。
仕事で人生辛すぎと思ったときに潰れないための思考法
仕事で「なんかもう、人生辛いな…」と思ったときには
まずは自分自身が潰れないことが大切です。
やけになってしまったり、心を病んでしまったりしては、仕事以外のことまでダメにしてしてしまいます。
ここからは潰れないための私なりの思考法を紹介します。
私自身、辛い思いをしてきたけれど体も壊さず、鬱にもならなかったのは3つの考え方を身につけたからだと思ってます。
もしかしたら、今のあなたも楽になれるかもしれないので試してみてほしいです。
人生の主導権は常にあなたが握ってるということを忘れない
まず1つ目の考え方は、人生の主導権は常にあなたが握っているということです。
辞めるも続けるもあなた次第です。
もちろん心の中には
「辞めたらどうなってしまうんだろう」
「望むような生き方はもうできないかも」
といった恐怖があるかもしれません。
でも、今の仕事をやめたって別の生き方を探せばいいだけだったりします。
うちの夫なんて
なんてふざけたこと言って、いつも好き勝手やってます。
おかげで人生の辛さとは無縁そうです(笑)
極端な話、本当に本当に辛いのなら、明日にだって辞めることができるんです。
なぜなら、あなたの人生の主導権を握っているのは、会社でも家族でもなく、あなた自身だからです。
「人生どうにもならない」と辛さを感じたときには、
あなたがあなたの生き方を決めていいんだ
ということを思い出してください。
関連
夫が1週間で仕事辞めた話。
会社を1週間で辞める方法と1週間で辞めた夫の話を共有する
続きを見る
「明日にでも辞められる」と思って働く
私は新卒の1年目から、
と思いながら仕事をしていました。笑
今考えると、極端というか、楽天的すぎる思考だと思いますが、この思考のおかげで潰れず生き残ってこれたと確信しています。
実際に辞めるかどうかはさておき、明日の生き方を自分で選べることを知っていれば、人生はだいぶ楽になるんですよね。
あなた一人の責任なんて、じつはそんなに重くない
責任感が強い人は「辞めるなんて、そんな無責任な…」と思うかもしれません。
でも、あなたが正社員であったとしても、会社員一人ひとりの仕事に【たいした責任はない】と私は思っています。
少なくともあなたの人生を潰してでもやるべき責任はないはずです。
社長みたいに社員の人生を抱えてるわけじゃないですし…。
仮にあなたが辞めて明日仕事が回らなかったとしても、「誰かが抜けて組織が回らなくなる」のは会社の責任です。
社員に辞められてしまうような労働環境や給料しか支払ってこなかったからいけないのです。
だから、あなたが仕事を辞めるかはどうかは、会社への責任とはまったく無関係です。
いつでも辞めていいんです。
とはいえ、会社ではなく、家族への責任というものもありますよね。
と思うかもしれません。
でも私は、家族がいる今もこの思考で全然問題ないと思っています。
実際に私は、次の仕事も決まってないくせに仕事を辞めましたが、問題なく生活できています。
案外何とかなることがわかったので、夫にも「いつでも仕事は辞めていい」と言っています。
なぜなら、人生で一番大事なのは地位でも仕事でもお金でもなく、心と体の健康だからです。
辛い仕事を頑張ることが責任と言うなら、大切な家族との時間を健康に過ごすこともあなたの重要な責任です。
だからあなたが本当に無理だと思ったら、会社なんていつでも捨てていい。
一番大切なことは何かを思い出してみてください。
【重要】自分だけのせいにしないで、相手のせいにもすること
潰れないための2つ目の思考法は、適度に人のせいにすることです。
昔の私は、仕事でなにかミスをしたらぜんぶ自分のせいにしていました。
なぜなら、人のせいにしていても自分の成長につながらないし意味がないと思ったからです。
でも、要領が悪くて、脳みそがポンコツな私は失敗の量が多すぎて、自分のせいにすればするほど、自分の自信がなくなることに気付きました。
だから、私は人のせいにすることにしました。(笑)
自責思考だけはよくない!オススメは1:1で人のせいにすること。
人のせいにするといっても、全部人のせいにするわけではありません。
おすすめは、半分は自分のせい、半分は相手のせいにすることです。
なぜなら全部人のせいにするとただの悪い奴になってしまうから。
それは嫌だったので、一応半分は自分のせいにしてみました。笑
例えば、仕事でミスをしたときには、
「もっと気をつけないといけなかったな」→自分のせい
「気をつけるところ最初に言えよな!先輩!」→人のせい
と思ったり、
仕事の優先順位考えてよ!と先輩に怒られたときも
「そっか優先順位大事だよな…確かにそっちが先だよな」→自分のせい
「指導力がないお前のせいだけどなwww先に言えや」→人のせい
なんていうふうに思ってました(笑)。
教員のくせにこんなマインドでいいのかよ!!というツッコミが飛んでくるかもですが、
最近の若いたちや仕事で疲れちゃう人は、みんな自分のせいにしすぎだと思います。
自分にも変えられることはあるから、半分は自分のせい。
でも上司や職場だって完璧じゃないんだから、もう半分は人のせい。
それくらいの考え方でいたって良いと思ってます。
この人病気なんだな…でクレームはすべて乗り越えられる
働いているとときには、「え?それ私のせい?」と思うような、理不尽なクレームや上司、お叱りをもらうこともあると思います。
人の話なんか聞く気もなく、ただ思いついたままに怒りをぶつけてくる人いますよね。
そんなときに唱える魔法の言葉があるので紹介します。
それは「この人、病気なんだな…」です。笑
やり方は簡単。
理不尽に怒ってきたり、クレーム言ってくる人がいたら
「あぁ。この人はそういう病気なんだな」
と頭で唱えます。
カッと怒ってしまう病気なんだな。
相手の話を冷静に聞けない病気なんだな。
そう思うと、とても哀れに思えてきて、なんだかかわいそうにすらなってきます。
ちなみに、私がクレームの話を聞くときの脳内はこんな感じ。
「きっと人生辛いことがあって、こんな小娘を叩きのめすことでしか生きる意味を見出せない病気なんだ…かわいそうに…(涙)」
と本気で思っていました。
この方法はかなりおすすめです。
常識や普通を捨てること
潰れないための3つ目の思考法は、常識や普通という概念を捨てること。
例えば、
- 社会人は仕事をするのが常識
- 普通、入社して3年は勤める
こんな常識や「普通」という言葉にとらわれ過ぎてないですか?
常識は、社会全体がうまくスムーズに回るためには便利ですが、あなたの人生を良くしてくれるものとは限りません。
誰かが決めた常識をむりに自分の常識として持たなくていいと私は思います。
何度も言いますが、大切なのは心と体の健康です。
それでも仕事や人生が辛いときの対処法
- 人生の主導権は自分が握ってるんだと考える
- 自分だけのせいにしないで、相手のせいにもする
- 常識や普通を捨てる
3つの思考法は、私みたいな無敵のメンタルへ第一歩ですが(笑)、
なかなかすぐにそうは切り替えられないという人もいるでしょう。
「今すぐこの辛さをどうにかしたい」と考えたときの具体的な対処法をまとめました。
とりあえず仕事辞める
辛いと感じているのは自分自身という話をしましたけど、上司が嫌なものは嫌だし、仕事が苦痛なものは苦痛ですよね。
どうしても仕事が辛いときはとりあえず辞めてみていいと思います。
とりあえずやめるなんて不安すぎると思うかもですが、とりあえず続けて健康な体と大切な時間を失いつづける方が、長い人生で見るとリスキーだと、私は思います。
関連
夫が1週間で仕事辞めた話。
会社を1週間で辞める方法と1週間で辞めた夫の話を共有する
続きを見る
私が教員辞めたときの話w
もったいない?28才家族持ちの私が6年勤めた中学校教員を辞める理由。
続きを見る
私は仕事やめてよかったの話w
仕事を辞めて良かった。仕事辞めるべきか悩んでいる人に伝えたいこと
続きを見る
実家、地元に戻る
仕事を辞めたあと困るのが、お金の問題ですよね。
一人暮らしだとお金もかかると思うので、もし家族と仲が良いなら実家に帰って一度休んでみるのもいいでしょう。
職場から物理的に距離を置いてみれば、自分の育ったまちや家をふたたびゆっくりめぐってみれば、
「仕事=人生」だと見えていた感覚も変わるかもしれません。
地方でバイトでもしながらのんびり暮らす
もし実家の家族と仲良くないという場合は、地方でバイトでもしながらのんびり暮らすのもいいと思います。
地方は首都圏よりも時間の流れがゆっくりで、のんびりできます。
都会に比べて家賃もかからないから、支払いに追われるように稼がなくても多少は大丈夫です。
これまで「仕事つらい、人生つらい、もう全部つらい…」と狭くなってしまっていた視野をのんびりほかのところに向けて、人生のために休んだり考えたりする時間を作ると良いかもです。
仕事で人生で辛いと思ったときは、輝ける仕事を探せというサイン
そんなわけで、長くなっちゃいましたが、仕事が原因で人生が辛くなった時の考え方と対処法についてでした。
最後に1つ。
仕事は辛いけど「現状を変えるのが怖い」という人に知っておいてほしいなと思うことがあります。
それは、行動しないと悩みは延々と続くということです。
もし、いろいろ考え方を変えてみたし頑張ったけど、それでも辛いなら思い切って今の職場を離れることを検討してもいいんじゃないかなと私は思います。
残念だけど、頑張っても何も変わらないなら、そのまま同じ場所にとどまっても、たぶん同じことでずっと悩むことになります。
もちろん、いろいろ不安はあると思いますし、今すぐ辞めれるわけではないと思います。
準備が必要ですし、明日辞めろ!!とは安易なことは言えませんが、どうしても合わないなら、自分が飛び立つ準備も必要です。
それにフィールドを変えたら一気に優秀になることもあります。
例えば
漫画家に明日から陸上コーチとして働かせても、全然使えないだろうし、
携帯のアプリ作る人に明日から日本刀を作らせてもうまくできないですよね。
中小企業では全然使えないと怒られたのに大企業では使えるとほめられたり
会社では褒められないけど、通勤時間にやっていたインスタで企業案件が取れるようになったり…。
何が言いたいかというと、
働く場所を変えるだけであなたは優秀になれるかもしれない
ということです。
1つの職場でだめだったからといって「自分はダメなんだ…」と決めて付けてしまう人が多いですが、
今の仕事がたまたま合ってないだけで、あなたがダメ人間なわけじゃないんです。
あなたが今の仕事に違和感を感じるなら、もっと最高に輝ける仕事を探せっていうサインだと私は思います。
もちろん辞めればお金など苦労することもあるでしょうが、健康やあなたの存在意義を見失いつづけるよりマシです。
あなたが楽しく生きれる場所を自分で探せばいいし、生き方は自分で決めていい。
日本はむだに【あなたと私は同じ】という文化が強いど、みんなと一緒じゃなくていい。
あなたの人生の主導権はあなた自身が握っていいし、
あなたが考えて、あなたが決めた人生を楽しめばいいんですよ。