部下を叱ってしまい、もう少し自分のうつわが大きかったらな。
と何かうまくいかなかったときに【自分のうつわがもっと大きかったら】と思ったことがありませんか?
じつは私自身昔、自分のうつわの小ささに悩んでいたのですが、悩まなくてOKだと感じたので、その理由をシェアしたいと思います。
本記事の内容
- うつわが大きい人の特徴
- うつわを大きくするためにできるたった一つのこと
- うつわが小さくても悩まなくていい理由
についてです。
ちなみに先にネタバレすると【経験することで器が大きくなる】という結論に辿り着きます。
読破すると、人に寛容になれたり、少し気持ちが明るくなるかもです。
ではいきまーーーす!!
Contents
うつわが大きい人と思われる人の特徴
そもそも「うつわが大きい人ってなんなの?」ということで、うつわが大きい人の特徴をまとめました!
何事にも寛容・優しい人
何事にも寛容な人って「うつわデカイな~」なんて思ったりしますよね。
- 仕事の仲間の失敗
- 付き合っている恋人が時間にルーズ
失敗やダメなところを笑って許してあげたりできる人とかは、器の大きさが広いなと思います。
例えば、部活をやっていたころ私のせいで怒られた先輩がいたんですが、
「先輩、私のせいで…すいません」
と謝ったら、「全然いいんだよ~最初はみんな失敗するよ~(ニコニコ)」と許してもらったことがあります。
仲がいい人だから許すとか、全然知らない人だから冷たくするとかそういうことではなく、誰に対しても同じように寛容な姿勢を保てる人って器が大きいと感じます。
おおらかな人
おおらかなことも器が大きいなと感じる特徴の1つかなと思います。
- いつも笑顔
- ちょっと嫌なことがあっても基本ニコニコ
- 感情の浮き沈みがない
上記のよう人って器の大きさを感じますよね。
おおらかな人ってちょっとのことではまず怒りません。
いつも冷静で落ち着いている
器が大きい人はいつも落ち着いてるイメージもあります。
みんなが焦っているような状態でも、まるで想定済みかのように焦らずに行動できることが多いです。
最近気がついたことですが、落ち着いてる人は、自分の脳内で「こういうことが起こるんじゃないか」ってあらかじめシュミレーションしているのかもですよね。
自分の中で準備していればあせらず冷静でいられそうです。
細かいことは気にしない
細かいことを気にしすぎる人を見ると、と器が小さいなぁと感じることもあるのではないでしょうか。
よく言えば完璧主義なのかもしれませんが、
あまり完璧すぎても肩に力が入りすぎてしまって、心が狭いと思われたりします。
人のせいにしない
基本的に器の大きい人は人のせいにしません。
たまに何でもかんでも人のせいにしてしまう人っていますよね…。
なんでもかんでも人のせいにする人とは違って器の大きい人は
相手が悪いときですら、「いや確認してなかった私も悪いんだ。気にしないで」などと言って謝ってくれたりします。
要するにいい人ですよね。
では自分の器を大きくするためにできることには何があるのでしょうか?
器を大きくするためにできるたった一つのこと
器を大きくする方法をネットで調べると
- 器を大きくするには怒りを優しさで表現する
- 相手の失敗を許してあげる
などなど、いろいろなことが書かれているのですが……
ぶっちゃけそれができたら苦労しないですよね。
怒りを優しさで表現するのは至難の業ですし、そんなにサクッと他人の失敗を許せないから困るんですよね。
とはいえ、私もまあまあ生きてきて「器を大きくする方法はこれかな?」と思うものにたどり着いたのでご紹介します。
私が思うに、器を大きくするためにできることは1つしかありません。
自分がいろいろな経験をすること。
自分の器を広げるためにできるたったひとつのことは【自分がいろいろな経験をすること】だと私は思います。
なぜなら、自分がいろいろな経験すると自分の価値観も広がるからです。
例えば、男友達と遊ぶことの多い女性は彼氏が女友達が遊ぶことを許すでしょうし、
仕事で失敗して落ち込んだ経験のある人は、失敗して落ち込む後輩に人に優しい言葉をかけれるでしょうし
連絡ができないほど忙しかったことのある人は、忙しくて連絡できない人の気持ちがわかるんじゃないかなと私は思います。
自分に経験があれば、相手の気持ちがわかり許せることが多いかもなと私は思います。
自分の器はだんだん広がっていく
とはいえ、自分の器の広さは急に広がるものではありません。
明日から、すべてを許そうと思って、いきなりマザーテレサみたいになれるはずもありません。
先ほど器の大きい人は
- 人に対して優しくできる
- 細かいことは気にしない
- ピンチの時も落ち着いていられる
と言いましたが、上記のことが赤ちゃんのときからできる人っていないはずです。
大人になる過程でうまくいかないとき、子どもらしく自分の感情を爆発させる日ががあったはずです。
きっとそんなうまくいかない日や、失敗、優しくされる喜び、など知ってだんだん自分の器が広くなってきます。
人生生きていると何かがうまくいかないことなんて腐るほどありますしね。
私みたいにアラサーにもなれば
みたいな感覚にすらなります。
ちょっとの失敗なんてもはや失敗カウントしません。
でも、その失敗したぶんだけ、他人の失敗を受け流して、許してあげられる力にかわります。
経験の量で器の大きさは決まっていく
実際に器の大きさとは経験の量で決まっていくと私は思います。
結局人間は経験したことしかわからない
私は結局人は
- 経験した事しかわからないし
- 自分で経験したことしか許せない
と思います。
例えばの話ですが、会社でこんなことをいう上司がいたとします。
そんな上司がスーパーすごい企業に転職して自分が「なんでそんなこともできないんだ!!」と言われる側になったら……
きっと一生懸命やったのに「なんでそんなこともできないんだ!!」と言われる辛さを理解すると思います。
これはあくまで私の憶測ですが…
【相手の失敗を許せたり、立ち直りが早かったり、細かいことを気にしなくて済む】のはメンタルが強いとか、器が広いのではなく
【自分も失敗する痛みをわかったり、今まで誰かに許された】そんな経験があるからかなと私は思っています。
自分が当たり前にできることを相手ができないとイラついてしまう
自分に経験のあることしか許せないので、逆に経験のないことは許すことが難しくなると私は思います。
例えば
遅刻をしたことがない時間に律儀な人は、相手にも時間は守ってほしいと考えます。
遅れてくる人にも当然イラつきます。
自分が当たり前にできてしまうと、そのクオリティを相手に求めてしまいますが、そんなときは
と自分を褒めてあげてくださいね。
他の人が当たり前でないこともあなたは当たり前のようにやっている。
それを相手に強要するんじゃなくて、自分の誇りに思ったらいいのかなって最近は思っています。
器が小さいと落ち込まなくていい
たぶんこの記事を読んでいる方は、器が小さくて落ち込んだことのあるかもですが、ぶっちゃけ落ち込まなくてOKです。
自分が何か許せなくて相手との関係がこじれてしまったときに
あーもっと私の器が大きければなぁと落ち込むことがあるのは確かですが、器は経験の量で決まります。
経験がなければ、許せなかったり・怒れたり・受け入れられないのは当然なのです。
あなたの器が小さいとかではなく、【今までたまたま経験してきたことではなかった。】
というだけのことなんだと思います。
器は経験によって広がっていくものなので、今器が狭いことを落ち込む必要はないのかなと思います。
これから許せるようになればいいし、今すぐ許せなくてもOKだと思います。
相手を許せるかは自分を許せるかと同じだと思う
それでも、今すぐ相手を許す心がほしい人は、相手じゃなくて自分を許してあげるといいのかなと思います。
【許せない自分をまずは許す】のが大事だと思います。
そんなことをどうして許せなんだろうと悩むのではなく、
といったん心を整理すると少しは気持ちが楽になれますよ。
というわけで、この辺でおしまい。
器はだんだん大きくなるし、心配しなくて大丈夫です。