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大学生 家族

大学生の恋愛に親はどこまで首を突っ込んでもいいのか?

こんにちは!2歳息子がいます、元教員小宮です。

子供が大きくなり大学生になると子供の恋愛事情が気になるものですよね。

 

大学生の恋愛に親はどこまで首を突っ込んでもいいものなのでしょうか?

 

 

  • 子供を作ってこないか?
  • 朝帰りばかりしてちゃんと大学卒業できるのか?

 

色々な不安が頭の中を駆け巡ると思います。

保護者としての気持ち、元教育者としての立場から

「親は子供の恋愛にどこまで突っ込んでいいのか?」

を語り尽くしたいと思います。

結論から言うと、【大学生の恋愛に親は首を突っ込んではいけません】

 

では、行きます!

大学生の恋愛に親は首を突っ込んではいけない

結論から言うと私は【親は大学生の恋愛に首を突っ込んではいけない】と考えています。

 

その理由は、子供にも十分に考える力があるからです。

 

 

私はかつて中学校教員でしたが、子供たちは驚くほどいろいろ考えて行動しています。(もちろん個人差はあります)

 

 

大学生ならなおさらです。自分で考えて行動できますから、【放っておくのが1番】です。

 

 

 

もちろん、親が子どもを心配する気持ちはわかります。

私も大学生になった我が子が

キャバ嬢に恋して貢ぎまくったり

恋愛に夢中で単位を落として留年したり

子供ができて大学を辞めることになったら……

と思うと正直ゾッとします。

 

 

親として「なんとしてでも止めなければ!!」と思う気持ちもすごくわかります。

 

 

でも、正直ガミガミ言って言うこときくのはせいぜい小学生くらいまでだと思います。

 

 

残念ですが、大学生にガミガミ言ったところで

子供作ってくる人は作るし

単位落とす人は落とすし

留年する人は留年します。

 

親が大学生にガミガミ言う意味がない理由

彼女と遊んでばかりいないで勉強しなさい

誰が学費払ってると思ってるの?

恋愛なんかしてる場合じゃないでしょ?

 

多額の大学資金を払っているからこそ、親はそう思うものですよね。

ちゃんとした人生を送って幸せになって欲しいからそう願うものですよね。

 

 

気持ちはわかります。

私もきっと息子に対してそう思うと思います。

 

 

 

 

でも、

恋愛するな!

遊んでばっかりで、勉強しなさい!

ガミガミ言って大学生の子供は勉強する気になるのでしょうか?

 

 

 

 

 

心配する気持ちも不安になる気持ちは親ならあって当然です。

 

でも、残念ながらガミガミ行ったところであなたの子どもは勉強する気にはなりません。

 

 

なぜなら、
勉強しなくてはならないことくらい、子どももわかっているからからです。

 

 

わかっているのにしつこく言うことに、一体何の意味があるのでしょうか?

 

実は、「勉強しなさい」という言葉を言ったところで、大人がうるさく感じてしまうだけなのです。

 

もぅ大学生です。

 

勉強しなさいと言われて勉強するほど、子供も愚かではありません。

 

大学生には自分で考える力があり、自分の思ったように行動する力があります。

 

彼らは彼らなりに考えています。

 

大学生の子供にとって、親のいいなりになって生きる時代はとっくに終わっているのです。

子どもには自分の恋愛に責任を持たせよう

大学生の子どもに恋愛ばかりしていないで、ちゃんと勉強してほしいときはどうすればいいのか?

 

もちろん、先ほどもいったように基本は放っておくのが1番です。

 

しかし、「それは親として無責任だ!」と思う方もいることでしょう。

 

では、そもそも親の責任とはなんなのでしょうか?

 

 

私は親の責任は子どもに【自分の人生に責任を持たせる】ことだと思っています。

 

 

要するに、自分がやったことの全ては自分に責任があると自覚させることです。

 

子どもを心配するまともな親ほど、子どもの世話をやりすぎてしまうことがあります。

その結果、子供が自分の責任であることを忘れてしまうのです。

 

 

例えば

子どもが忘れ物をしないように時間割をやってあげる

子どもは忘れ物をした時の言い訳に「親が入れてくれなかったから」と言い訳する

 

 

のような感じで、本当は「自分の責任」なのに親がいつも守ってくれているから「親の責任」と思ってしまうのです。

 

 

ちゃらんぽらんすぎる子どもは、「親がなんとかしてくれる」と心のどこかで思っていることがあります。

 

子どもに「自分の人生の責任は自分が取らなければならない」と自覚させなければなりません。

 

では、どうやれば子どもに責任があることを分からせることができるのでしょうか?

事実を伝える

大学生に責任感を持たせるには【事実を伝える】

ことが1番だと私は考えます。

 

例えば、子どもを作って欲しくないと思うのなら

「子どもを産むのには(後で手当てとして返ってくるけど、)50万くらいかかるのよ」

「私は子どもを下ろしてなんてあんたの彼女に頼めないわよ」

「中絶の費用だって10万はするわよ。私はそんなお金出さないから、自分で出しなさいね」

 

留年して欲しくないのなら

「留年したら即退学よ」

「一度留年したらそれ以降の学費は払わないから」

という事実を伝えるのです。

 

 

 

ちなみに私が親から言われていたことは

「一度中絶するとね、赤ちゃんができにくくなるのよ。だから本当に愛した人の子どもを授かりなさいね。」

「うちの家には留年するお金はないわ。そのときは自分でなんとかしなさいね。」

でした。

 

 

 

これらを知って無責任な行為をするなら、もはやそれまでです。

知ってて選ぶなら、それは自分で選んだ人生なのです。

 

 

その人生、自分でしっかり生き抜いてもらいましょう。

 

 

親が子ども妊娠を完全に防ぐことは無理です。

ペットのように去勢するわけにもいきませんからね。

留年も防げません。親が通うわけではないのですから。

 

 

子どもの人生は子どもが歩むのです。

 

ただ、親ができることは「自分のとった行動によってその後どうなるか?」を知らせることだけなのです。

もし大学生の子どもが妊娠したら?

恋愛に夢中の子どもがいれば、妊娠したりすることを心配してしまいますよね。

でも、子供だけは作らないで!と頼んだところで残念ながら100%できない保証はありません。

 

 

じゃあ、もし万が一娘や息子に子どもができてしまったら親は何ができるのか?

 

大学生の子供が妊娠したとき親にできることは

ただ一つ。

【産むか産まないかの決断を子どもにさせること】です。

 

「あんなには無理よ」といって辞めさせるのは親の役割でもなんでもありません。

 

 

子どもにも意志があります。

 

 

もちろん未成年ですから、親との相談は必要だと思います。

しかし、親の思い通りにすることが必ずしも良い結果に繋がるわけではないと私は思います。

 

子どもを育てる大変さ

嬉しいさ、苦しさ、楽しさ、辛さ

の全てを伝えてどちらを選択するのか子どもに選ばせるのです。

 

 

 

大学生になった我が子の課題は子どもが解決するものです。

親の課題ではありません。

いくら自分の子供でも、親の思い通りにする生きてくれるわけではないのです。

もし子どもが留年したら?

もし、子供が恋愛に夢中で留年したら、その責任も子どもが取ればいいのです。

 

まずは通い続けるかやめるか自分で決めさせます。

 

もちろん、親が頑張って学費を払う必要はありません。

 

通い続けたいなら、自分でバイトしながらお金は払ってもらいましょう。

 

「子どもに絶対大学を卒業させたい!」という強い気持ちを親が持っても意味がありません。

 

卒業するのは子どもです。

親が気合を入れたところで本人が授業に出なければ、学費を払っても卒業できないのです。

 

 

もちろん、大学を卒業しないと今の時代は話にならない!という気持ちもわかります。

 

そういう親御さんがとても多いですが、本当にそうでしょうか?

 

 

もちろん、一般的に良い大学に行けばよい企業に勤められる可能性は高くなるとは思います。

 

それを否定するつもりはありません。

 

 

しかし、

大学にいけば絶対犯罪を犯さずまともな人生を歩めるのでしょうか?

大学を卒業しなかったら誰にも必要とされない人間になってしまうのでしょうか?

 

違いますよね?

 

親の「恋愛しないで大学をいい成績で卒業してほしい」という願望に

子どもは応えてくれないものです。

 

子どもは親を満足させるためだけに生まれてきたのではありません。

親もまた子どものためだけに生きるわけではないと私は思っています。

結論、子供の人生は子に任せる

子どもの人生は子どものものです。

大学生になって親がしてあげられることは勉強するための大学費用を払ってあげることくらいなものです。

付き合う人も結婚する人も、子どもが自分で決めてきます。

 

 

 

子どもを手放す勇気も親には必要なのだと思います。

 

 

私は自分の両親が

見知らぬ土地に上京させてくれたこと

勉強しなさいと一言も言わずに育ててくれたこと

すべての責任を私に託してくれたこと

を最高に感謝しています。

 

自分の人生、自分で責任を待って生き抜くことを身をもって体感することができました。

 

 

それが今の私を作っています。

 

もちろん、当時は頼りない雑魚な私だったとは思いますが、信じられたからこそ、進化できたのだと勝手に思っています。

 

少なくとも、私自身は「多少はまともな人間になれた」と、私は思っています。

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  • この記事を書いた人

いずみ

人生をネタにしているアラサー。 基本めんどくさがりのなんでも楽しむスペシャリスト。 趣味は登山、お絵描き、人間観察、ブログ

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