【キャバ嬢の結婚観】いい男の条件をNo.1キャバ嬢に聞いてみた！

ただ、キャバは毎晩合コン状態ではあるので「可能性としては低い」です。

しかし、お客様と付き合ったりご結婚されたお嬢さん・先輩姉さんもおります。

下手をうつと枕営業とか本営（本命の彼女と嘘をついてお客様を引っ張る）みたいで、ちょっと恥ずかしいみたいな空気みたいなのもあります。

でも、私の働いていたお店に
「こんな田舎にはもったいない。」と言われたアイドルのような顔立ちと振る舞いで、水揚げ(キャバ嬢引退)されたあとも、お客様から「俺は、○○指名だったんだよね。」とドヤ顔されたりするほどの方がいたんですが

その方はお店の常連さんであった【ラーメン屋さん】とご結婚されています。

お互い自営業だと、価値観や話が合うのかも。

色っぽくてミステリアスな黒髪長髪のエキゾチックな美しいお姉さんは、サラリーマンと結婚されています。

私自身もサラリーマンだったお客様と結婚しています。

ただ、お客様から

「キャストが出会いを求めてキャバ嬢している」んだろう？

みたいな態度をとられると、興覚めというか

「いや、あなたではない」

と言いたくなるので、そこは誤解なさらないようにしていただきたいところではあります。

１つは「見た目」２つめは「お金」ですね。

やっぱり圧倒的イケメンやスポーツ選手、社長さん、重役さんはモテたりします。

だけど、どちらにもなびかない嬢ももちろんいまして、３つめは「人間性」になります。

キャバクラは「見た目」と「お客様さばき」でお金を稼ぐっていう職業なので、単純に美意識の高さや化粧品や髪の毛とかにかけるお金になんのためらいもないもの同士だったり、そんなふうに価値観が似てる人を選びやすい傾向にあります。

ホストやメンズクラブの男の子は、嫌なお客様のことなど、話や悩みが共通していますしね。

例えば、お客さんとデート行くのにも同業者なら

• 「大変だね」
• 「真面目！」
• 「優しいね」

と言ってもらえても、一般人だと「え、二人でそんなところいくの？」ってなったりしてしまいます。

経験者にしかわからないところでの意思疎通ができるから、同業者とお付き合いする女の子は多いです。

金銭感覚が壊れてしまい、１０個も２０個も年上のお金持ちの社長さんや、お医者さんを選ぶお嬢さんもいました。

でも、お金のない生活には戻れなくなってしまう…。

だから、お金をとにかく使ってプレゼントもして、金銭感覚を狂わせて自分を選ばせる…って手段をとるなら可能ですよね。

あまり上品なやり口だとは思わないですが…

私もこのカテゴリなんですけれど、お金とか物とか手に入っても「別に。」で、もっと上が欲しくなったり失うのが怖くなったりするものなのだなって気が付いたんですよね。

たとえば、欲しかった高価なサングラスだって買ってしまったら買う前よりテンション下がるというか…手に入ってしまえば「別に。」が待ってるんですよ。

行ってみたいリゾートホテルも一度体験すれば「別に。」が待っている。

幸せってなんだろう。

人により違うし、その人の選択ならそれが正解だと思うのですが、私の答えは「人を愛すること」だったんです。

３人のお子さんに恵まれて、あんまりお金持ちではないんですけれどラブラブで幸せそうです。

ブランド品のバッグ１００個持っていても「すごいね」って思うし、たしかにお金持ちなのは羨ましいけど

大好きな旦那さんと仲良しってクッッソ羨ましいなって思って、私はそのときに好きな人と結婚しようと思いました。

もちろん、お金持ちで好きな人だと最高なんですけれどねｗ

当時、２、３言、話したら「優しい子だね」って言って目を輝かせてくれた男の子でした。

人として尊敬ができて、公平なものの見方ができて大人。

たぶん、今まで出会った人のなかでベスト３に入るくらい人として尊敬した人格者でした。

一緒にいると素直になれる人でしたね。

私が子供すぎて、そのときはその手を取れなかったんですけれど、愚かだったな、と後悔しています。

私が男の子にいつも伝えているのは「自分が幸せにできる女の子があなたの運命の人」ということ。

ただ「憧れ」の推しの女の子ってだけでは、たとえ店であって話していても幸せを与えてもらっているだけの一方通行の関係なんです。

お金あっても有名人でも、イケメンホストでも、その女の子の内側の人間性と本当に求めているもの。

そこに気が付ける人かどうか、ってところが土俵に乗れるか乗れないかだと思います。

お客様は転がせても、プライベートでは恋愛で泣いている子とかが意外と多いです。

例えば、家では普通のお父さんみたいなどこにでもいそうなおじさんが、キャバクラで

「オナニーするのぉ？」

「今主張中なんだよね～。○○ホテルって知ってるぅ？一緒に行こうよ～☆」

とかセクハラ発言連発していたりするのを毎晩のように聞いて、おじさん大嫌いになったりしています。

そんなこともあって、「幸せってなに？」みたいな感じになっちゃって、

「幸せになりたい」が口癖になっている子もいるんですよ。

自分自身の幸せがわからなくなるから、より【目に見えるもの】を求めてしまう子になってしまったり…。

キャバにいると金銭感覚はずれるし、男に対しても猜疑心もっちゃうし、そして恋愛で泣いてばかりいる。

そういうこともあって、

「キャバ嬢が幸せになる方法」て、note作ったんです。（ＣＭ）w

実際、キャバでストレスたまってホストで発散する子も多いんです。

それで頭がもりもりのお兄さんにお世辞で『かっこいいですね～』と言ったら

『俺今27歳なんだけど、23歳のときもっとかっこよかったから（ドヤ）』

と言われてしまったので、

『え！そうなんですか？うそあり得ない！！』といったら

『そうなんだよ、もっと細かったし、もっとかっこよかった』

とお世辞を真面目に受け取っている方とかいましたね。

お店でちやほやされているせいか、見た目に自信持ちまくりでした。

イケメンだけど、正直、面白いなと思っちゃいました。（笑）

中身がガクト？みたいで、『君の瞳に乾杯』とか

『仕事の終わりにはシャンパン開けて、君の顔とか、とにかく美しいものが見たいんだ。』

とか言ってましたね。

『次は唇奪うぜ』とか言われましたね。

うらやましいです。

『お前は男を手玉に取るタイプだな。

もうお前の性格・人間性は全部わかったから、ドリンクもってあっちいけ！！！』

みたいなことを言ってくる方でした。

そのときは私も新人だったから、びっくりして泣いてしまったんです。

でも後々知ったら、どのキャバ嬢にもそんな感じみたいで、すごい嫌われてるみたいでした。

不思議な方でしたね。

大阪から来られた方だったんですが、地元では有名な名家、弟自慢などお家自慢がすごかったんです。

でも、どう見てもそんな感じではなくて…。

最初私を指名だったんですが、ずっと聞いていたら耐えられなくなって。

その後ほかの女の子に代わってもらいましたが、その子たちも疲れてしまいましたね。

キャバは入店禁止にならない限りは来れるので、たまにそういう変な方はいましたね。

結構いい会社のエリートさんだったんですけどね。

裏の顔を持っていたんですかね。

でもそれとは別のお客さんで、ハイヒールをプレゼントされたのではいてみたら、それまで履いていた古いハイヒールを持ってかれたことはあります。

それで後日ほかのお客さんから、『ハイヒールもらっちゃったぐへへ！』みたいなこと言っているらしい…ということを知ったんです。

そのあと、会社の人が回収してくれたみたいなんですが、いつの間に持ってかれてたことに驚きでしたね。

いい男かどうかは別にして、話がケタ違いに面白くて、どちらが接客されているかわからない状態でした。

人に興味を持つ方で、隣の卓の話まで聞いていたりする方でしたね。

うまくいかなかった自分の過去の話とかいろいろ教えてくださいました。

リアルで動いた経験はその人の厚みみたいなものがでるなと思います。

初回さんだったけど盛り上がってアフターいっちゃいましたね。

30歳くらいで見た目とかは普通だったんですが、とにかく聞き上手でした。

例えば、愚痴とかもなんでも聞いてくれるし、『今週いく』と言ったら必ず来てくれるんです。

じつは、キャバは『いくよ』って言ってもこない人とか多いんです。

でもその方は、約束したら必ず来てくれる方でした。

しかも、一回や2回ではなく何年も続けてくれたんです。

すごいですよね。だから、私もアフターに行ったりとか、信頼関係を構築していきました。

その方は、上司など会社の方との飲み会で使ってくれることもあってとても助かりました。

高校のときにはファンクラブがあったほどのイケメンです。

この方もお店を会社の2次会などで使ってくれたりしたんです。

特別高額なものを下すわけじゃなかったんですが、売り上げも上がるし、とても嬉しかったですね。

そのあと営業成績も全国で１位とって出世していましたね。

やっぱりできる男は遊びもできる。

どうしたらこの女の子を喜ばせるかとか『考える』のがエリートとして生き残る人との違いなのかなと思いました。

いい男って「相手はどうしたら喜んでくれるかな？役に立つかな？」って目線を大切にするところが共通していますよね。

それでいて「してやった感」がないんです。

むしろ、「いつも楽しく過ごさせてくれてありがとう」みたいな感じなんですよ。

お金を払っているから見返りを求めたり、好かれたいって思う普通のお客様とはそこが違います。

そんな感じで、素晴らしいお客様から学んだことも多いです。

でも、上っ面の会話ではだめなんです。

幸せそうなご家庭の共通点は「奥様の愚痴を聞いてくれる旦那様」です。

まわりをみていても、愚痴を聞いてくれる旦那さんがいる奥様は幸せだなと思います。

お医者さんや経営者とご結婚されても、いつもさみしそうで、愚痴ばっかりでマウントしちゃったりする奥様はちょっと心配ですね。

逆にお医者さんでも経営者でもサラリーマンでも、「奥様の話を聞いてくれる」旦那様をおもちの方は危機はあっても、ちゃんと乗り越えているなって印象です。

特に、旦那さんの失敗談とか話を楽しそうにお話しされると安心して聞いてられますよね。

「うちは会話は付き合っている頃みたいにないな～。でも子どもとも時間とってるし上手くいってますよ～。」

とかいう人多いんですけれど

そういうご家庭は奥様の内心は黄色信号の可能性もあるなって私は思って聞いてます。

それよりも嬉しそうに、お子様の寝かしつけを代ろうとして自分が寝てしまって奥様に怒られたなど、

具体的な奥様に怒られたエピソードをお話になれる旦那さんは安心かな？と思います。

女性にとっては、「話し合いって愛し合い」なんだなって本気で思います。

特に、お子さん生まれると、女性と男性では当事者意識に天と地ほどの差ができてしまうこともあります。

また、女性は選択の性ですからね。男性からの

「結婚してくれてありがとう。」

「子ども産んでくれてありがとう。」

という気持ちと行動は大切なんじゃないですかね。

ホステス時代のお客様で名だたる企業の役職者様もいらっしゃったのですが、

仕事ばかりしていて、気が付いたら奥さん子どもがいなくなっていて…という方もいます。

お金だけ払っているから「家庭というサービスを受けて当然」だと考えるのは好かれないお客さんの特徴と一緒ですよね。

特に美容費。

男性からしたら小さな美容液に１万円かける奥様のお気持ちはわからないかもしれない。

黒い靴もなぜ３足必要なのかわからないかもしれない。

だけどそこに小言をいう男性とはうまくいかなくなる場合も多いと思いますよ。

女性の生きるエネルギーって自分の美しさとか自分にかける手間だったりというのもあると思います。

新しい服に袖を通したり…それだけで、女性の気持ちって変わるんですよね。

モテるオスは排卵期（発情期）のメスとワンナイトし、

モテないけれど育児を手伝い、リソース（資源）を惜しみなくわけてくれる優しいオスは、メスの世話をしていたそうです。

女性も欲しいものは自分で買うっていうのももちろんその通りなのですけれど、ただ、

基本的に現代でも「子育て」で女性としてのキャリアを中断したり断念する必要もありますし、

妊娠出産は女性にしかできませんよね。

そこにリスペクトと感謝と惜しみない金銭を差し出せる人間かというのは重要だと思います。

収入の多さ少なさではなく、

• 産前産後の女性は働けない
• まだ現実には男社会
• そして自分は命かけて産めない

とかそういうのを加味できる男性じゃないと。

もし、お子さんをお望みなら、「奥様にちゅうちょなく課金できる器量」は大切だと思います。

だいたいの男性の方が先に死にますし、見えない家事をするのも、育児や介護も女性がしてくれる割合も依然として高い。

もちろん負担割合は変えていくべきだとは思いますが、

男性は奥様に『世話になる可能性も高いだろうな』というのはわかっていた方がいいと思います。

「結婚」する前に

• 恋人みたいな関係の結婚がいいとか
• 子どもは欲しいとか
• どんな教育をしたいかとか
• 将来はどこで暮らしたいとか

どういう人生を送りたいのかってすり合わせは必要だと思います。

ただ「結婚」を人より早くしたくて

• 相手に合わせる
• 昔から言われる「目をつぶれ」

とかは特にためこみがちな性格の方にはよくないと思ってます。

相手のことはちょっとおいといて、そもそも自分は「どんな人生を送りたいのかな」ってところのすり合わせは大切です。

同棲生活や、このすりあわせの手間を惜しんで、旦那さんの要望に強制的に沿うような形でしか結婚生活を営めずに結局、離婚してしまったという友人もいます。

とくに、子どもの有無や、どういった教育をしたいかというところは事前に話し合いは必要かなと思いました。

どんなに魅力的でも好きでも。

５０代になっても旦那さんの浮気を疑っている奥さんとか、どんなに旦那さんが魅力的でも、

家庭に一番肝ともいえるべき「安心」「安全」がないのってどうなんでしょうね。

その人が幸せならいいんですが、そういう結婚生活送りたかったのかな？って思っちゃいますね。

私は無駄な離婚回避のためにも同棲はいいんじゃないかなと思います。

一緒に暮らしてみないと見えない部分もありますし、私は同棲勧める派ですね。

あと、デートしていて楽しい人と、一緒に暮らして楽しい男性って違いますしね。

デートしていて楽しい男性は『こだわりが強い』です。

うちも旦那のこだわりは結婚前はかっこいいと思っていました。

家具も詳しいし、お酒の銘柄やグラスの話でもりあがったり。

だけど同じ家の中にいると、こだわりの強い人って自分のルーチンとか頑なだし、こちらの営みを受け入れる容量不足になっていたりするんですよね。

相手にも営みがあるから、受け入れられるおおらかな人っていいと思います。

脳科学者の中野信子さんの著書には、こだわりの強い人のほうが離婚しやすいとありました。

今は『婚前契約』とか決める人もいるみたいですが、事前の「決めごと」や「約束」、「こだわり」は少ない方がいいです。

なぜなら、もし守られなかった時に相手を責める原因になり、離婚しやすくなるらしいから。

ビジョンは合致しつつもその都度話会えたり、ゆるく決められて安心安全信頼できる人がいいですよね。

「奥さんの話を聞いてくれる尊重してくれる」旦那様かな。

男性側としては、リソース（資源）を惜しみなく使ってもいいと思える尊敬できる女性とお付き合いすればよいと思います。

そして「女性の話を楽しそうにいつまでも聞ける」性格の男性って、女性を幸せにできると思います。

ひとことでいうと、尊重しあえる人間性ですかね。

「美人だから。」
「金持ちだから。」

〇〇だからで選ぶと〇〇を失った時に愛も失います。

激しい恋心って３年もすれば脳内のドーパミンもでなくなってくる。

ドキドキがなくなっても一緒にいられる思いやりのある人かな。

だけど、現在の日本では離婚って簡単にもできないし、できればしたくないですよね。

親、義理の親、子ども、親戚、色々な人を巻き込んで結婚して、しがらみもできてしまう…。

恋心がなくなっても、「一緒にご飯を楽しく食べられる」間柄かなと思います。

３０歳で結婚しても５０年くらい一緒に暮らすわけなので。

相手の好きなものが自分の鉱物だったりすると結構ストレスですよね。

好き嫌いが多い人と毎日食事するのって気を遣うし疲れますよ。