学生時代って自分を作り上げる大事な時間です。
どんな風にこの学生時代を過ごすかによって、どんな大人になれるかが変わってくると私は思います。
そんな学生時代を有意義た過ごすために、27歳、学生を過ごし終わったおばさん教員が学生のあり方を勝手に語ります。
高校生でバイトはもったいないと思う
ほんと、やらなくていいことリストの一番上にくるのがバイトなんじゃないかなって私は思います。
だいたい学生でバイトを始める理由って社会を学ぶとか言い出す人いるんですけど、バイトなんかじゃ社会の全ては学べません。
社会を学ぶなら正社員で働くのが一番です。
本当に早く社会に出たいなら大学なんか行かないで、さっさと就職するのが手っ取り早いんです。
中途半端にバイトをして得られるのは、中途半端なお小遣いだけです。
実はお金を稼ぐことも、社会に出ることも、大人になったらいつでもできることです。
っていうかむしろ、いやでも働かされるし、いやでも社会に出ないといけないんですよ。
だって、そうじゃないと生きていけないから。
もちろん、バイトで学べることがなにもないとはいいません。
でも、バイト先で学ぶことよりも勉強する時間や、自分について考える時間って大事だと思うんです。
自分だけのために時間が使えるのは若い時だけだったりするし、若いからこそ考えなければならないことだとも思います。
やっすい給料にあなたの時間を捧げるなんて、割りにあっていないです。
1日3時間バイトする人
1日3時間勉強する高校生。
本当は別にどっちだっていいのかもしれません。
でも、大人になって働いている私からしたら、
そのうち嫌でも死ぬほど働かされるのになって思いますよ。
高校生ならバイトより部活の方がいいと思う。
私の個人的な意見ですが、バイトよりもやった方がいいと思うのは部活です。
まあ部活じゃなくても、【自分の好きだと思うこと】にうんと力を注いだらいいと思います。
好きなことをとことんできるのは才能だし、育てていく価値があります。
でも、仕事ではないので当然お金はもらえません。
お金をもらえないけど、好きだからやる。
試合で勝ちたいから、苦しい練習をする。
期待に応えたいから、一生懸命になる。
自分がやりたいと思うから、やる。
損得関係なしに必死になれたり、打ち込めるのって大人になると案外難しかったりします。
大人になるとすぐ、損得を考えてしまいます。笑
多くの大人は自分の好きなことを仕事にはできていません。
だから、損得関係なくやりたいことをやってみることのできる時間はすごく大切だと私は思います。
もちろん部活をやると楽しいことばかりではないと思います。
例えば
顧問の生成の理不尽な態度
辞めたいのに辞められない
仲間との意見の食い違いなど、様々な困難があるかもしれません。
でも、そういう苦しさに打ち勝てたなら社会に出て辛いことってないと思えると思うんです。
実際に私は、高校の時の部活動が苦しくて、毎日辞めようと思いながら続けていました。笑
やめたいけど、顧問が怖すぎて辞めると言い出せず、2階の部屋から真下を眺めて、ここから落ちたら部活休めるかな?とか考えてました。笑
苦しかっただけあって、3年間やり遂げた時の達成感は未だに価値あるものだったと思うし、
部活より辛いことなんて、今でもないような気がします。
お金もらえないのにきつい練習するなんて、今では考えられないし、キツくてもお金がもらえる仕事って楽なんだなとさえ思います。
まとめ
まあ、要するにやりたいことにちゃんと打ち込めって大人の私からは言いたいです。
バイトの少ないお小遣い欲しさに騙されちゃだめです。
好き放題やって失敗しても若ければなんてことありません。
やりたいっていう気持ちやそれに向かって打ち込む力を育てて欲しいです。
そんなの無理だとか否定していないで、なんでもチャレンジしてみてください。
失敗から気づけることはたくさんありますからね。
もしかしたら、大人になって家庭を持ってからではなかなか好き勝手はできないかもしれませんからね。
あの時やっておけばよかったなんて言っても今の時間は戻ってこないんです。