どうも、就活に悩むみなさん。
安定しているからという安易な理由で公務員になりたいあなた。
なりたいものとか正直ねーしなとかいってる君。
志望動機とか、そんなこと聞かれてても困るぜ〜とかいって頭を悩ませているそこのあなたもです。
今日はやりたいことのない君達が、やりたいことを見つけるために考えるべきことを勝手に語っていきます。
Contents
やりたいことが見つからない理由
そもそも、なぜみんなやりたいことが見つからないのか、自分のやりたいことすらわからないのはなぜなのかその理由は3つあります。
夢を描けない時代
どうやらこの世の中は、夢のない若者が多い
「夢無若者時代」(むむじゃしゃじだい?)に突入した模様です。
と、そんな意味不明な言葉は置いておいて…
本当に夢のない人たちが多いんです。
一昔前までは、将来の夢は?と聞けば、
サッカー選手とか
野球選手とか
保育園の先生とか
パティシエとかなりたいものをみんな気軽に答えていました。
でも、今そういう人は減っています。
私の勤める学校の中学生たちに
「将来なりたいものは何ですか?」
と聞いても具体的な職業も答える生徒はほぼいません。
40人クラスで1人いるかいないかです。
なぜ、どんな夢も思い描ける若いフレッシュな10代の中学生すら、夢を持つことができない状態になっているのでしょうか?
将来の心配をしすぎる
バブルがはじけたせいなのか、その辺はよくわかりませんが、きっと親が楽しそうに仕事をしていないからでしょうね。
今の子どもたちには仕事が楽しそうという印象すらありません。
やりたいけど大変そう、やりたいけどお金がもらえない。
子供たちは仕事に対してネガティブなイメージを持っており、自分の未来をとても心配しています。
将来の夢ややりたいことは?と聞かれても、
「安定しているから、公務員になりたいです」
そう答える学生結構多いんですよ。
そういう何をするかよくわからないけど、お金がもらえそうな仕事を選んで、それを夢と言い出すのです。
それに中学生で安定を求めてるあたりが驚きです。
どうやら大人たちの影響で、やりたいことよりも、生活が最低限送ることのできる職業を選ぶことが大切であるという価値観になっている子供がとても多いです。
まあ、それはある意味間違ってはないとも言えるんですけど、幸せな生活を送るためには好きなことは諦めなければならないと思う学生もいるようです。
夢見ることができず、現実ばかりをみてしまう。
これが現在の中学生の姿です。
でも、これは大人自身がそうだから仕方のないことです。
だってあなたも実際そうじゃありませんか?
就活での仕事選びで
この仕事は面白そうだけど、給料が少ないな…。
とかいってお金の面など現実的に無理だと思い諦めることありませんか?
たぶん、そういう大人が多いから、そんな大人を見て育つ若者も同じような考えをしてしまう傾向にあるんだと思います。
ごちゃごちゃ考えすぎて何がしたいのかわからなくなっている
この仕事はいいと思うけど、給料が少ない…
この仕事は楽しそうだけど、休みないしな…
この仕事はやりがいがありそうだけど、キツそうだな…
やってみたいけど、私には無理そう…
とかいって、みんなあれこれ色々考えすぎなんです。
やりたい気持ちを無視して会社の条件の悪さによって切り捨てて、できなさそうだと勝手に決めて諦めたりすることがあります。
そりゃあみんな、やりたいことを楽しくやって、たくさんお金をもらえるのが一番いいですよね。
でも、世の中そういうわけには行かなくて、誰でもできる仕事はお給料が低かったり、やりたい仕事の中にはとることが難しい資格などが必要である場合もありますよね。
そんなふうにデメリットがあるのは当たり前のことなんです。
どんなにいい仕事についても、ここはこうだったらいいのにと思うところは確実に出てきます。
デメリットばかりを見つめるとどうしても、やりたいと思っていたことも、やりたいと思えなくなってしまいます。
デメリットがない仕事なんてないし、最初からうまくできる仕事もないんですよ。
デメリットとかできないとかを除いたら何が一番やりたいのか
あーでもない、こーでもないと頭を悩ませると、結局何がやりたいのかわからなくなってきます。
そんなふうに何がしたいのかわからなくなったときは単純に考えたらいいのです。
これが嫌だからやりたくないとか、
自分にはできなさそうとかそういうことは一旦忘れて、
あなたは損得抜きで何が一番やりたいのか。
何をしている時が一番幸せなのか。
を考えてみてください。
例えば、思う存分昼寝したいとか、
時間があるなら小説を書いてみたいとか、
ゲームばっかしてたいとか
お金めっちゃ使ってみたいとか
本当は誰でもやりたいことってちゃんと心の中にあるんですよ。
でも、できないなとか、できそうにないとか、世間的に認められるようなやりたいことではないなと判断されて、本当はやってみたいはずなのに「やりたいことではない」というカテゴリーに分類されます。
やりたいやりたくないではなく、できるかできないか、認められるかられないか、で判断していることがとても多いのです。
えー!それでも思いつかないという人は
子供の時に好きだったものがヒントになります。
子供の頃好きだったことは天職探しのヒントになる
何が自分に一番向いているのか?
この仕事は天職なのかな?
企業情報とにらめっこしているだけではわかりません。
そんなときちょっと思い出して欲しいのが子どもの頃好きだったことです。
誰にでも何か一つあるのではないでしょうか?時間を忘れて没頭できたことが。
そういう子供の頃に熱中したものを仕事にした人って失敗しているケースが少ないです。
私の場合は絵を書くことが好きでした。
暇さえあれば漫画を描いていました。
可愛い動物の絵や猫の絵
中学生になるとパソコンで絵を書くようになりました。
今もこうしてブログにくだらない絵を載せて自己満足していたり、家族にハガキで4コマ漫画を送りつけたりしています。
私の場合、絵を書くことはお金がもらえなくても苦になることではありません。
むしろお金がもらえなくても、自分からやるようなことなのです。
つまり、私の場合は絵を書くような仕事にしたら本当は良かったんだろうな〜なんて思います。
もちろん仕事ですから、自分の好きな絵を自由に描いてお金がもらえるわけではないので、そういう意味でのやりたいことができない感はあるとは思います。
でも、少なくとも絵を書く作業自体に苦しいという思いはないはずです。
そんな私がなんで今教員やってるかって?
そんなの決まってるじゃないですか。
漫画家は大変そう。給料も少なそう。
どうせなれるはずもない。だからやめよう。
私もそうやって10代の頃に諦めた若者なんです。
安定してるからっていう言葉を信じて教員になった愚かな若者なのですよ。
やりたくもないことを金のためだけにやるのは結構しんどい
で、私のように、お金のことを考えてやりたいことを諦めて、なんとなく仕事をするとどうなるか?
社会人経験があればわかると思いますが、これも結構しんどい。
金のためだけに、自分にとって楽しくないことや向いてないことをするって結構辛いんです。
そもそも普通に働いたら月曜日から金曜日まで9:00ごろに出勤して17:00まで働きます。
1日8時間も自分がやりたくないことや苦しいと感じるような作業をしなくてはならないんですよね。
次第にこう思うようになります。
はぁ、この時間私にとって意味あるのかな?
そう思って転職しても、同じようにお金のことばかり心配して好きでもない仕事をする会社を選んだら同じことの繰り返しです。
好きなものはとことん貫いたほうがいい
好きなことならお金がもらえなくても楽しんでできます。
好きなことなら自然と一生懸命になれます。
一生懸命なぶん上達したり、人よりできるようになるスピードも早いです。
例えば、水泳を好きな人が水泳を練習するのとやりたくないと思っているのに、水泳を練習するのとでは上達のスピードが違うと思いませんか?
要はそういうことです。
歴史の中でも、偉大数学者は単に数学について考えるのが好きだっただけなんだろうし、
歴史に残る政治家たちも国を動かしてみたいと思っていただけなんじゃないでしょうか?
世の中で歴史を残した人たちは、きっとみんな好きなことを必死でやっていただけなのです。
だから、お金のだだけになにかやるんじゃなくて、自分が好きだと思えることに一生懸命になるべきなんです。
夢は諦めないで具体的に行動しよう
自分が好きなことでいいんです。
それが仕事に繋がるようにやってみましょう。
例えば、絵を書くのが好きなら、誰かに頼まれて絵を描いてみる。
本を読むのが好きなら本を年間365冊よんで毎日無料ブログにでも感想のレビュー記事を書く。
料理が好きなら作ったものを誰かに食べてもらう。
そんな感じで、自分以外の誰かにその成果を見せるようにしましょう。
将来する仕事の中に、自己満足でお金がもらえるものはほぼありません。
他人がいてその人に価値があると思ってもらえたらお金はもらえるものなのです。
自分がしたことで他人に喜んでもらえる経験を若いうちからしておくべきです。
まとめ
もちろん、やりたいことだけを貫けっていってるわけじゃないんです。
この世の中を生き抜くにはお金だって必要ですからね。
やりたい・やりたくない、お給料がいい・悪い、休みが多い・少ない
その辺のバランスを考えながら仕事も選んでいく必要があるのは確かです。
やりたいことばっか優先して、やらたくないことは何もやらないではダメだとは思います。
でも、今の世の中にはそういうやりたい気持ちを押し殺している人が多すぎます。
若いうちはどんどんチャレンジしたらいいのに、若いうちから諦めてばかり。
転職だって、告白だって、なんだってチャレンジですよ。
まずは、やりたいことを見つけることを諦めないで。