最近、付き合っている人と「同棲してます。」みたいな人増えてますよね。

別れたとき辛いからしない方がいいの?
などなど…悩む人が多いんじゃないかなぁと思います。
この記事では、彼氏が同棲したいとか言ってくるけど、本当に同棲していいのか?と悩んでいる人に向けて書きました。
結論から言うと【するかしないかで悩んでいるなら】同棲は必要ありません。
その理由を、同棲なしで結婚した私が、あれこれ勝手に語ります。
Contents
結婚前の同棲は女にメリットがない理由4つ
同棲した方がいい!と世間はそんな風潮になりつつありますが、基本必要ないと私は思います。
むしろ、【彼と結婚したいと考える女性】にとって同棲のメリットは皆無だと私は思います。
(別れてもいいなら、思い出作りに同棲はありってことです。笑)
世間では
- 家賃浮く
- 家事が減る
- 生活費浮く
- いつでもできる(意味深)
などと同棲のメリットが語られますが、全然メリットになっていません。
その理由を一つ一つ解説していきます。
お金貯めたいなら、実家暮らしの方が良い
まず、世間で言われる【同棲のメリットその1:家賃が浮く。】についてです。
確かに家賃は浮きます。
1人で住むより2人で住む方がよっぽど安いです。
でも、一緒に住むよりも、実家に住んだほうがよっぽど家賃浮きます。
もし、結婚のためにお金を貯めたくて同棲するなら実家に住んだ方がいいわけです。
(もちろん、どちらも実家に帰るのに新幹線がいる距離ならお金を貯めるために2人で住むのは理にかなっています。)
「とりあえず、一緒に住もう。家賃も浮くし。」
もし男性にそう言われたら、
- じゃあいつ親に挨拶いく?
- 入籍はいつの予定にする?
- 結婚式はいつごろにする?
- うちの家親に挨拶行ってからじゃないと同棲ダメなんだよね。
- お父さん結構白黒はっきりさせたい人だから。
と聞いて相手の本気度を伺ってみるといいかもしれません。
本当に真剣に考えているなら【具体的にいつ】かを言えるはずです。
1年後の付き合った記念日に入籍して、結婚式は11月ごろ…など。
真剣に考えてるとかいう割に、いつ結婚する?と聞いて「うーん…お金が貯まったら」「2年後くらいには」みたいな曖昧な答えは……
真剣のうちに入りません。覚悟がなさすぎる。笑
結婚なんて気持ちが真剣なだけじゃダメなんです。
具体性を持って、行動が伴わないと。
約束をしないばかりか、指輪すら持ってこない。
一体どこが真剣なのか、わかりませんね。私には。
家事が減るとみせかけて大して減らない
一緒に住めば家事も分担できるから楽になるよ!
という思う人もいるみたいです。
いや、本当に夢を潰すようで申し訳ないんですけど
そんなに減る感じはしないと思います。笑
確かに理論上は半分になるはずなんですけど、
実際は
2人に増えたら洗濯物も基本2倍です。
ご飯も2倍。
家も汚くなるスピードがめちゃ速いです。
そしてなにより……
仕事を分担しても大抵、どちらかの方が毎回帰りが早く
「結局、いつも私(または俺)がやってる…」
という不満が増える可能性すらあります。
なかなか帰ってこないから、相手に割り振られたはずの家事をやることになるケースが多いんですよね。
ちなみに、この不満は結婚してたら我慢できちゃうんですけど、結婚してないとイライラの原因でしかありません。笑
生活費が安くなるという幻
生活費も安くなるしさ!
まあ、2人で使ったら安くなるみたいなことを言いたいんですよね。
まあ確かに電気ガス水道ネットに関しては2人で使った方が安くなる可能性もあるとは思います。
でも、2人だから贅沢することも増えます。
例えば、ドケチ小宮の場合は1人だったら暖房なんてつけませんが、家族がいる今は暖房ガンガンつけるし
お風呂もそんな毎日溜めてませんでしたが、今は家族がいるから毎日お風呂に浸かります。笑
他にも、女子は洗濯洗剤やシャンプーなどに拘りがあって割と高いもの使っている人も多いのですよね。
美容院で買ったやつとか。
男性と同棲し始めて298円のシャンプーに変えた女を私は未だかつてきいたことがありません。笑
そういう風に2人いる故に生活水準があがったり、シャンプーと洗剤など生活用品を合わせたら余計高くなることもあるってことです。
「いつでもできる!」は、やがて「いつもやらない」になる
いつでもできる(意味深)なのはいいことなのかもしれませんが、
当たり前の存在になりすぎて、価値がなくなるばかりか、むしろするタイミングを見失ってレスになる事例の方が多いと感じます。
なにも結婚前からレスで悩む必要ないと思うんですよね……。
まあレスにならない人たちはならないし、なんとも言えないですけどね。
と、いろいろ言いましたが、何が言いたいかというと世間で騒がれる同棲のいいところ
- 家賃浮く
- 家事が減る
- 生活費浮く
- いつでもできる
は案外良いと言い切れるほどのものでもないってことです。
ハッキリ言って同棲って、結婚する気のない人や、結婚を先延ばししたい人、覚悟がない人間にとって都合がいいのです。
そんなわけで、早く結婚したいと思う人にとっては、メリットと思われていることすらデメリットになってしまいます。
あなたが結婚したいなら同棲はしない方がいい。
プロポーズがあって、式場を抑えて、両親への挨拶も結納も済んだ状態で、入籍の日まで決まっているなら
百歩譲って、同棲はありだと思います。
でも、もしあなたが本当に結婚したいのに、
プロポーズすらないまま、なんとなく同棲するのは本当にやめた方がいいです。
なぜなら、同棲すると別れることになる確率がかなり高いからです。
まあ、いずれ別れたいと思っている相手なら同棲はありかもしれませんが、
結婚したい!と思う相手と同棲するメリットは皆無です。
同棲すると別れることになるのはなぜ?
ではなぜ、同棲すると別れることになるのでしょうか?
同棲の認識が男女で違うから。
それは女性が同棲は「結婚の準備期間!」と考えているのに対して
男性は「同棲で結婚の準備をしよう!」ではなく「同棲でうまくいったら結婚しよう」なのです。
つまり、男性の場合上手くいかなかったら別れる選択肢が普通に残されているのです。
同棲を望む理由が【結婚の準備時間が欲しい】ではなく、
【現状で、好きだけど結婚していいのか判断できない。だから、もっと一緒にいる時間を増やして、悪いところがないかどうか判断したい!!】
なのです。
ある意味、ダメなところを探すために同棲するようなもんです。笑
一緒にいる時間が増えれば嫌なところが増えるから
でも、残念ながら、気付いてると思いますけど、人間って一緒にいればいるほど、
いいところが見えてくるってもんでもないですよね。笑
むしろ、どんなに好きな相手でも一緒にいる時間が長くなるから、一緒に住んだら嫌なところを見る機会の方が多くなるんですよ。
だから同棲して、今まで以上に好きになるなんて滅多にないことです。
よくても【現状維持】なんです。
同棲で起こる嫌なこと
- 一緒に住むとお互い自由な時間がなくなる
- 仕事で帰ってきて疲れてて、テキトーに返事をしてしまう
- 分担したはずな家事を忘れて、お互いにイラついく
- 些細な生活習慣の違いが意外と許せない
嫌なところばかりが目に付きます。
例え、相手があなたにとって最もふさわしい結婚相手だとしても、共に生活すれば、嫌なところがゼロであるはずがないのです。
結婚してたら我慢できるけど、同棲だと解散したくなるから
ちなみに、どんなに相性のいい相手と結婚できたとしても、結婚生活がずっと上手く行き続けることはありません。
落ち込んだり、悲しくなったり、怒ったり、ムカついたり、人間だから感情の波がお互いにあるのは当然のことです。
でも、結婚していれば、そんな上手くいかないときも乗り越えていけます。
一見許せないようなことも【あなたしかいない】とお互いに思い、歩み寄っていくことで上手くいくのです。
もちろん、同棲だって覚悟決めてれば、それでもこの人とやっていこう。となります。
でも、同棲は結婚とは違います。
同棲の場合は【まだ戻れる】のです。
協力して乗り越えなくてもいいし、あなたしかいないというわけでもないのです。
だから、【この人とは合わない。】と言う発想になることもあるのです。
そして、他に誰かもっといい人を探そう!という発想になる可能性があるのです。
だから、同棲はダメだったら一発解散になってしまいます。
残念ですけど、同棲は別れるきっかけにはなっても、結婚する「きっかけ」になることは非常に稀です。
【同棲失敗=結婚失敗】ということではない
同棲がうまくいかず、
「離婚を免れたんだから、よかったんじゃないか!」
みたいに考える人もいますが、そもそもこの考えが間違ってると私は思います。
なぜなら
同棲失敗=結婚失敗とは限らないからです。
さっきも話しましたけど、
結婚していたら乗り越えられることがあるのです。
例えばですけど、
バイトだからサボるけど、正社員だからサボらない。
とか
学級委員になったから注意する。
みたいに、人間っていうのは立場が変わるとできるようになることがあります。
同棲にもこれに似ているところがあって、法的な拘束力がなにもない状態だと、同棲してもうまくいかない。
でも、結婚して夫婦になったからうまくいく!ということがあるのです。
結婚は互いの立場を変えます。
お互いに戻れないのです。
実際、世の中の夫婦のほとんどがそうやってうまくやっています。
お互いにイラついたり、助け合ったり、別れたいと思う瞬間すらも一緒に乗り越えてきて、その結果、今うまくいっている。
そんな夫婦が多いのではないかと思います。
つまり、結婚は、
なにをするにも息があって、
なにをするにもムカつかなくて、
1秒もイラっとすることのない状態が永遠に続くことではありません。
嫌なことがあったり、我慢したりするのは当たり前のことです。
同棲のときにうまくいかない時期があるように、誰と結婚したってうまくいかない時期が必ずあります。
結婚してれば、歩み寄って乗り越えられます。
でも、同棲だとそういう時期を乗り越えようとせず、解散の道を選びがちです。
なぜなら同棲はなんの拘束力もないから、一発解散できてしまうからです。
あ、こいつとはやってけない、別の人探した方が早いと考えてしまうのです。
そして、あんな人と結婚しなくてよかったわと他人に同棲することを勧めるのです。
同棲するよりも大切なのは【覚悟を決める】こと
同棲するかしないかより、本当に結婚していいかどうかを考えてみないとダメだと私は思います。
目の前にいる彼と本当に結婚してもいいか、考えたことありますか?
例えば、彼が交通事故で働けなくなっても、支えていけますか?
あなたが病気になった時に、彼は助けてくれそうですか?
突然仕事辞めるって言い出したら訳を聞いて寄り添えますか?
環境も人も常に変わりゆくものです。
お金持ちと思っていた彼は明日事業に失敗するかもしれないし、
優しいと思っていた彼は明日から風俗の常連になるかもしれません。
勘違いしてはいけないのが、同棲して未来のことまでわかるようになるわけではないし、
同棲がうまくいったからといって、結婚後も、子供が生まれても、年を取っても上手くいくことが保証されるわけではないということです。
何十年も先がある結婚をしていいかどうか、同棲して見極めるなんてこと自体が、まず無理なんです。
同棲して結婚を決めるなんて、結婚できない理由を探しているか、先延ばしにしたいだけとしか思えません。
大事なのは、未来を見据えることじゃなくて、ずっと一緒にいたいって【今、覚悟決めれるか】だと私は思います。
もちろん、見極めることも大事です。
どうしても譲れない部分や認められないことがあるのは当たり前です。
でも、それは交際中に十分わかることです。
あなたが相手に対してなんとなく感じる違和感や、未来が想像できないなど…
そういう直感みたいなものって案外当たっていたりします。
特に女性には先を見据える力が強く備わっていますからね。
同棲するか迷うならしなくていい
結婚したい彼から同棲しようと言われて迷っているなら、やめた方がいいと私は思います。
とはいえ、さまざまな考え方があり、それでも同棲したいっていう人もいると思います。
もちろん、それはそれでいいと思います。
同棲でうまくいった人が世の中いないわけではないと思いますし、全てを否定するつもりはありません。
同棲することで見えることだってきっとあります。
でも
結婚しているからこそ乗り越えられることがある
同棲で未来の全てが見えるわけではない
これだけは間違いないと胸を張って言えることです。
参考になれば幸いです!